「人魚の涙」〜あとがき〜

ここまで読んで下さったみなさま、本当に有り難うございます。
連載形式だったので、「やっと終わりかよ!」と思っていらっしゃるみなさま、
更新遅くて申し訳ありませんでした・・・。(特に序盤が・・・)
とにかく予想外に長かったので、お疲れさまでした。

「人魚の涙」はサイトの看板人魚・歌音のお話です。
どこからどう発展してこうなったのかは、今となってはあまり言わなくていいかな、と。

音楽話が中盤多かったのは、単に私が音楽専門だからという理由の場合が多いです。
このお話の目標の一つに「クラシック音楽を取り入れる」ことがありました。
読んで下さったみなさまが、ちょっと聴いてみようかな、と思ってくれればいいなと。
音がある小説にしたいなと思ったんです。
ポピュラーなものから、少しマニアックなものまで登場しています。
是非音楽を聴いて、歌音達の奏でた音を知って欲しいと思います。

恋愛関係に関しましては、全て私の考えた世界で出来上がっていたままです。
連斗に思い人がいることも、透也が歌音を好きになることも、 歌音が透也を好きになることも・・・。
そして、歌音が透也にごめんなさいを言うことも。
最後に湊と歌音がくっつくのも。
実は最初の方で湊を登場させたのは最後のためです。
まぁ・・・湊にはさんざん可哀相なことをしたので・・・幸せになってくれて良かった。

予想外のこともたくさんありました。
彼らがいくら私の「想像」の世界の一部であっても、私の思い通りに動くとは限りません。
むしろそういかないことのほうが多いわけで。
創作をしている方にはわかってもらえるかな・・・?キャラが勝手に動いちゃうんです。
なので。

実は番外編があります。

それはこれからアップしたいと思います。
ほんとうに、番外編といった感じになりますが・・・また 歌音達にお付き合いいただければ嬉しいです。


歌音のことを好きだと言って下さったみなさま、
この小説に最後までお付き合いくださいましたみなさま、
感想をお聞かせくださいましたみなさま、
本当に有り難うございました。

また番外編や他の作品もよろしくお願いしますv


2007.07.20. Neiro.Kanaoto.